ー父の三回忌法要ー

10月29日（日曜日）　午前11時30分から
父のお墓があるお寺にて、三回忌法要を行いました

私が予期せぬ病気になったことで
この日の法要にも出席できるかどうか
不安でいっぱいだったけれど

お薬の効果で、何とか状態が落ち着いてくれたので
無事に出席することができて
本当に良かったです

病気になる前の予定では
この日までに、美容室でヘアカットもヘアマニキュアもして
身だしなみを綺麗に整えて行くつもりだったけど

長時間お店の椅子に座れるほどは
体調が回復しておらず
結局、半年近く伸びた髪のままになりました。。

💧

でも、こうして出席できただけで
もう充分満足です



妹の旦那さんが仕事で来れず
出席者は、私と夫、妹と姪っ子の4人でした



ー亡くなった父への思いー

父が亡くなった2021年
1月早々に、母のレビー小体型認知症が
突然表面化し、介護生活が始まりました💧

この頃の母は、
何度も救急搬送➡入院を繰り返すほど
最悪の体調でしたが

父は、この年の2月頃までは
まだ普通に自家用車を運転していたし
スーパーへの買い出しも、一人で行くほどの
至って元気な人でした

でも、レビー小体型認知症になった母が
もう「昔の母」ではなくなったことで
父はどんどん気力と元気を無くしてしまいました。。



そんな父の口からは、
何度も「死にたい」という言葉を聞きました。。

両親の介護だけでなく
実家の老朽化により度重なる修繕工事、
加えて少なすぎる老後資金の発覚など
常に問題が尽きることのない中

必死に介護に通っていた私や妹にとっては
その言葉がとても悔しくて腹立たしくて
その度、かなり厳しい言葉を父にぶつけました

それもこれも、
以前の父のように「やる気」を出して欲しかったからですが

その思いはなかなか伝わらず
実家に行く度に口喧嘩になる日々。

いつも介護に協力してくれた私の夫でさえ
見ていて呆れるほどに、父は我儘になっていました。。



その後、担当のケアマネージャーや
ヘルパーさんのお陰もあって
そんな日々の状況もようやく少しずつ改善し、

父は嫌がる母と一緒に
運動のショートステイに通ったり
少しずつ部屋の掃除や片付けもするほどまでになりました



そして、そんな父を見て、私も夫も妹も
やっとこれからの介護生活に希望を持ち始めた矢先に
父は突然天国に逝ってしまいました。。



10月30日の夜9時頃

母がベッドで眠った後にひっそりと入浴して、
いきなり熱いお湯に入ったのだと思います…

ヒートショックによる急性心筋梗塞でした

翌朝、母の世話に来てくれたヘルパーさんが
浴槽に浸かったままの父を
見つけてくれました。。



お別れからまる2年が過ぎ、
今日、父の最期について初めて書きましたが
正直、心の整理なんて全く出来ていません



当時は母の身体の方が
常に危険にさらされていたこともあり
父の健康面への配慮が足りなかったことや

あの時もっと優しく接すれば良かった、という
後悔の思いは、ずっとずっと心にあって
今でもすごく辛いし
この気持ちはきっと消せないと思います



それでも、そんな父の仏壇に
今は毎日手を合わせて

病気治療中の私達夫婦のことを
「どうか守って下さい、助けて下さい」のお願い三昧なので

もしかしたら虫のいい奴だと
思われているかもしれませんね。。